ここを押さえておけば安心~シロアリに嫌われる家造り~

新築の家にシロアリを寄せ付けないために

シロアリに対処できる家を作る

現在は事前の「シロアリ対策」が主流

害虫であるシロアリに対し何の対策も取らなかった場合、約半数の家が被害に遭うだろうと言われています。シロアリ対策において重要なのは、「被害を受けたときどうするか」ではなく、「被害を受けないにはどう予防すればよいか」ということです。事前に効果的な予防を取っておけば被害を最小限に抑え、強い家にすることができます。

新築時の「シロアリ対策」

シロアリ

シロアリのほとんどは床下から侵入してきます。新築の家に対策を講じる場合、床下の構造をしっかり考えておきましょう。その辺りを中心に、シロアリ対策のプロであるシロアリ駆除業者からの貴重な意見を聞いてみましょう。

シロアリが住宅に入らないようにするには床に工夫を入れるべし。(30代・シロアリ駆除業者)

基礎部分、つまり床の高さを60~120cmくらいにすることで、風通しが良くなります。シロアリは風通しが良くない場所を好むので、シロアリ対策としてはとても効果的です。また、床下点検がしやすくなるというメリットも得られます。

強い家を造るには、シロアリに好まれるような素材を使っていないか確認した方が良いですよ。(50代・シロアリ駆除業者)

最近は断熱材を使用している家が増えてきていますが、断熱材に薬剤が含まれていないかどうかはとても重要です。薬剤の種類の中には、シロアリが好むものもあるからです。

シロアリ被害を少しでも食い止める

シロアリはどんな木材でも関係ない!?

ヒバやヒノキなどは、シロアリ対策にとても効果的な木として知られています。防蟻成分が含まれているから、という理由によるものですが、その情報を鵜呑みにして他に一切の対策を取らない、というのはあまりよくありません。どのような木材を使うにしても、基本的に防蟻処理はしっかり行なっておきましょう。

テレビの実験で立証された
以前、あるテレビ番組で「シロアリが好む食べ物は何か」という検証実験が行なわれていました。シロアリはその実験で、発泡スチロール、スギ、マツを並べた箱に入れられ、どれでも食べられるという環境下におかれました。「好物は木」であるというイメージを持たれているシロアリですが、なんとシロアリが最初に食べに向かったのは発泡スチロールだったのです。
ヒノキやヒバでも食べる
上で挙げた検証実験の結果から分かるように、シロアリは「食べられる」と思ったものに関しては、何でも食べるという特徴を持っているのです。また、防蟻成分が含まれているヒノキやヒバなどの木を食べることも判明しています。つまり、シロアリが食べられる認識したものや防蟻成分が含まれているものを対策法の1つとして利用しても、十分な効果は得られないのです。

防腐処理が重要

シロアリからの被害を受けやすい木材には、特にかじられやすい場所というのが存在します。それは腐りやすい場所です。その理由は、きのこ類が繁殖するために必要な水分及び養分、そして温度とほぼ同じ環境であるからと言われています。つまりシロアリ対策において、防腐処理は大いに効果のあるもの、と言えるのです。シロアリが生息している・いないに関係なく、家屋を支える木材をより長持ちさせて強い家にするためには、防腐処理を行なっておいて損は無いでしょう。

TOPボタン